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201012ランタン

201012ランタン その0

今年(2010年から11年)の年末年始にはトレッキングに行こうと、いつからともなしに漠然と考えてはいたので、夏の暑い盛りから尾瀬や涸沢に行ったりして、あまり体力が落ちないように注意はしていたつもりだった。しかし、それでもなんだかんだで秋には低調になり、リフレッシュというには若干の不安を拭えないまま旅行先を決める時期を迎えてしまった。

行き先はトレッキング環境が整っているニュージーランドかネパールが候補。どちらにしても再訪になる。結局、NZは南島は行ってしまっているのだが北島がいまいち魅力に欠けるのと、値段の安さが決めてで、ネパールのランタンに決めた。

ネパールのメジャーなトレッキングエリアは、一にエベレスト、二にアンナプルナ、これらにやや引き離されて三番手にランタンがつけている。エベレスト地方を楽しむには十分な日数が必要になるため、日本人トレッカーにはアンナプルナが一番人気かもしれない。我々が前回行ったものアンナプルナの山麓を4,5日でめぐるルートである。一方のランタンエリアはカトマンズからバスでアクセスでき、行程も往復6日で氷河が拝めるというお手軽さが魅力だが、訪問者は格段に少ない。最高到達高度は前回のアンナプルナのときよりも1000mぐらいあがり、4300mか調子がよければ4600mの小ピークを狙う計画である。

主な参考書籍は、10年前の歩き方と、『Lonely Planet Trekking in the Nepal Himalaya』(9版)である。ロンプラはうっかり三省堂で日本円で買ってしまったのだが、Amazonで買えば円高の今なら半額になることに後から気づいて悔しい思いをした。

飛行機は、羽田の新しい国際線ターミナルが10月からオープンしたのを利用して、キャセイの羽田-カトマンズ往復である。行きは香港とダッカ、帰りは香港でトランジットがある(ダッカは乗り換え無し。ダッカによるのは乗ってから知った)。帰りには香港で中華を食べて帰ろうという趣向である。

日程は以下の通り。

12/23 1045羽田発→2215カトマンズ着
12/24 カトマンズで準備
12/25 カトマンズ→シャブルベシ(バス)
12/26 シャブルベシ→ラマホテル(トレッキング)
12/27 ラマホテル→ランタン(トレッキング)
12/28 ランタン→キャンジンゴンパ(トレッキング)
12/29 キャンジンゴンパ→小ピーク→ランタン(トレッキング)
12/30 ランタン→ラマホテル(トレッキング)
12/31 ラマホテル→シャブルベシ(トレッキング)
1/1 シャブルベシ→カトマンズ(バス)
1/2 2325カトマンズ発
1/3 0545香港着→1610香港発→2105羽田着

パーミッション関係は、

・VISA→カトマンズ空港で取得(15日で25ドル、要写真)
・TIMSカード→12/24にカトマンズで取得(20ドル、要写真。実際にはドルで払えなかった)
・ランタン国立公園の入場料→バスの途中で支払い(1000Rs)

TIMSカードというのはトレッキング許可証のようなもので、2010年の4月に制度が始まったらしい。運用がぐだぐだで、所持してなくてもお咎め無し、という情報もあったが、実際には何度もチェックされた。

VISAとTIMSカードの申請書の様式は下記からDLして記入していった。
http://welcomenepal.com/promotional/index.php

カメラはD300sに28-300。本当は広角ももって行きたかったが、軽量化のためあきらめた。GPSはガーミンのOregon450。ランタンの地図はないため、google earthの画面を切り取りkmlファイルにして放り込んでいった。ひずみが大きく、次の村まで後どれくらいかぐらいかが分るぐらいで、現地ではあまり役に立たなかった。高度ぐらいか。カトマンズの地図も同様に持っていったが、こちらは随分役に立つことになった。

201012ランタン その1(12/23)

羽田1045発のフライトである。午前便でも成田空港まで行くのに比べると随分と余裕がある。羽田の国際ターミナルは2ヶ月前の10月にオープンしたばかりできれいである。しかもこの時間だとカウンターもイミグレも空いていて大変宜しい。

香港は時差一時間。一万円両替をした。香港の空港も96年にきたときは啓徳空港だったが、今は香港島の隣の島に新設されていて、大変広くてきれいである。

カトマンズには、ダッカ経由で23時過ぎに到着した。日本からの時差は3時間15分。謎の15分が気持ち悪いが、体への影響はあまりない。

例によって長い列に並んでVISAを取得してから、空港にいた日本人とタクシーをシェアしてタメルの予約しておいたホテルまで。タクシーは650Rsだった。空港では10k円両替をした。ホテルがでかくてびっくりしたが、疲れているので早々に就寝する。

なお、ホテルはMalla hotelというところで、日本から代理店サイトを通して予約したのでツイン一泊5k円ぐらいだったが、タクシーをシェアした人が直接予約しようとしたらUS$170といわれていた。

201012ランタン その2(12/24)

この日は準備日である。TIMSカードを作るのと、明日のバスの予約をするのが大切な用事である。というかそれだけである。

ホテルでバイキングの朝食を食べて外に出ると、門扉が閉まっている。何事かと思ったら投石デモのようで、警官がたくさん出張っていた。大規模なデモではなさそうなので、もめてない方から街に出た。

より大きな地図で 201012カトマンズ を表示

昨日タクシーでついたのが夜だったのと、デモのせいで逆方向に街に出てしまったのでいきなり方向がわからなくなったが、幸いGPSの地図の精度がかなり高かったので、すぐ気がついて助かった。とりあえず、旧王宮のあたりに散歩がてら歩いていってみることにする。

相変わらず埃っぽく、騒々しい通りを歩いて旧王宮の広場についたら、早速係員が飛んできてチケット代300Rsとられた。随分損したが、尋常じゃない数のハトを前にまあいいかという気分になった。

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ハトの海を渡るモーゼのようなおっさん(が餌蒔いてるわけだが)

次に、TIMSカードの申請をするTAANに行く。TIMSカードにはガイド付きと個人の二種類があり、色も違う。ガイド付きだと代理店が申請をしてくれるようだが、個人だと代理店ではやってくれないらしい。だが、TAANに行っても個人で申請している人は他に見かけなかった。どういうことだろう。また、ドル払いのようなことがサイトに書いてあったが、ルピーでしか受け付けていなかったので要注意である。発行は即時(もたもたしてたけど)である。

首尾よくTIMSカードを入手し憂いがなくなったところで、ホテルに戻ってタメルで昼飯を食べる。「炒飯炒麺中心」という店があったので入りたかったがやっていない風だったので、代わりに妙に薄暗いチベット料理屋で食べたが旨かった。

次ぎはトレッキングの出発地であるシャブルベシまでのバスチケットを買いに行く。バスは、ニューバスターミナルの近くから出る。てくてく歩いていったのだが、意外に遠い。埃もひどく、帰りはタクシーで帰った。バスは240Rsで、0730発。9時間かかるという。

かなり歩いたので、ぐったりしてホテルに帰って3hぐらい寝てしまう。

夕食は炒飯炒麺中心に行ってみたら、中国人と間違えられて「ニーライラ」といわれた。味は普通だった。

201012ランタン その3(12/25)

今日は一日シャブルベシへの移動である。下記の赤い線がバスの経路である。


より大きな地図で 201012ランタン移動 を表示 カトマンズからちょっと登って、一旦川まで下り、また登り返す。 距離にして125kmぐらい。

0730発のバスに乗るのに、7時に来いといわれていたので、7時についたがバス待ちが寒い。ここで、ガイドを連れた日本人のAさんという人が居たので話しをしていたら、ほぼ同じ行程だという。結局、カトマンズに戻るまで前後しての行動となった。

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僕らのバス。待ってる間が寒い。焚き火をしてる人もいる。

バスはほぼ定刻に出発。座席は満席で、屋根にもたくさんの荷物やヤギまで載せている。ローカルバスなので途中で乗り降りもあり、屋根の上に乗る人も結構いた。

走り出してすぐ登りになり、段々畑が延々と広がってみえる。カカニという場所からは雪を冠したヒマラヤがよく見えた。ここは10年前の歩き方にも載っていた。

しばらくすると下りになり、川沿いのトリスリという町で昼食休憩になった。1130ぐらいである。食事は控えようと思っていたが、おいしそうだったのでダルバートを食べた。実際美味しかった。豆のカレー以外にも、チキンカレーもあった。

トリスリを過ぎるとまた登りになる。道も未舗装路になり、バスの速度も俄然落ちる。少し走ったところにランタン国立公園の入場料を払う場所があり、1000Rs払う。TIMSカードのチェックもあった。軍のチェックポストも数箇所あったが、割と適当なチェックだった。何をチェックしていたのかは分らない。

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1000Rs払うツーリストインフォメーションセンター。

結局、シャブルベシに到着したのは5時前ぐらいだった。カトマンズを出てから9時間超のバスの旅である。ちなみに距離にして125kmぐらいである。距離は近いが、時間的にはポカラの方が近いのが衝撃的だ。ランタンに行く人が少ない理由がここにきてようやく分った。

僕らの荷物を入れた後部トランクの鍵が開かなくなり焦ったが、10分ぐらい悪戦苦闘してようやく開いてほっとした。

宿は面倒だったので、到着した目の前のHotel Tibetという簡素なところにした。

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部屋の仕切りはベニヤ板の簡素な宿。帰りに泊まった宿の方がお勧め。

夕食を作るのに時間がかかるので6時にダルバートを頼んでおいて、散歩がてらつり橋の偵察に行く。なんとか渡れたのでほっとして、戻って夕食食べて寝る。夜はかなり冷えた。

201012ランタン その4(12/26)

いよいよトレッキング開始である。トレッキングは往復6日を予定している。


より大きな地図で 201012ランタン を表示

ランタントレッキング全体。歩いた赤線は尾根に見えるが谷。 

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書いてある地名は泊まったところ

先に全行程を示してしまうと、ランタンコーラという川沿いにキャンジンゴンパという村まで3日かけて登り、来た道を降りる、という行程である。調子がよければキャンジンゴンパで2泊して、小ピークに登ってから二日で降りることを考えていた。

一日目と二日目は約1000m登ることになるので、結構大変なのである。

さて、一日目。7時に朝食を食べて、8時に出発。つり橋を二つ渡って、谷の右岸(南側)を歩く。V字谷の底なので、景色はあまりよくない。

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シャブルベシから。一旦、正面のオールドタウン的なところに渡ってから右岸に渡る。

途中、Domenという村(というか家が2軒)で休憩したりしながら、昼近くにBamboo(1970m)に到着し昼食を食べる。ダルバートを頼んだら時間がかかって、2時間近く休んでしまった。

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Bamboo。谷底なので日がなかなか当たらない。

ここからは登りがきつくなる。つり橋で左岸(北側)に渡って、さらに登ると、Remcheという景色のいい村がある。ここでお茶休憩。

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つり橋。これはあんまり怖くなかった。写真は私じゃなくてT氏。

Remcheでは客引きが力強く、是非泊まってけと言われたが、ちょっとでも進んでおきたかったのでLama hotelまで行くことにした。帰りに泊まってもいいかなと思ったが、結局泊まらないでしまった。

RemcheからLama hotelまでは緩い下りで15分ぐらいである。到着は16時過ぎだったので、休憩が多かったとはいえ8時間行動である。なお、Lama hotelというのはホテルの名前ではなく、村の名前である。由来は分らない。

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こういう看板が村ごとにある。

Lama hotelでは一番上のLama Guest Houseに投宿。韓国人の団体客が泊まっていて、キムチとかをくれた。ツアーとはいえ、現地の食べ物を食べずに全部自国から食料を持ってきているようだった。

Lama hotelには向うからひざに乗ってくる愛想のよいネコがいて和んだ。宿にも入り込んできていたが、どこの宿で飼っているというわけでもないようだった。

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新種発見!みたいな写真になった。

夕方、木々の間から赤く染まるランタンの山がちら見えして、テンションが上がったが、うっかりネコと遊んでいるうちにすぐ暗くなってしまった。

窓にカーテンがなかったので、夜はかなり冷え込んで寒かったが、星がきれいだった。

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冬の星空は明るい。

以下、一日目の行程。
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201012ランタン その5(12/27)

トレッキング二日目である。ラマホテルから目的地のランタン村(ランタン谷全体で一番大きい村)まで、昨日と同じく1000mあげるのだが、2400mから3400mと標高も既に高いので、かなりしんどい一日となった。

7時半に起床、顔を洗おうとしたら水場が凍結している。ポリタンで水をくれた。食事をして9時前に出発する。

歩き始めからキツイ登りだが、木々の間から白い山頂が垣間見えるので、テンションが上がってそんなに疲れない。

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道は暗いのだが、山がまぶしい。

二つの小さな集落(家が数軒)を通りすぎて、どんどん高度を上げていく。基本的に沢沿いのだらだら登りで、林間を歩くので薄暗い。2800mを過ぎたぐらいから指がかじかんできたり、風邪っぽい症状がでるなど、高所の影響が体にあらわれてきた。

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途中の村。RIVER SIDEというが、地元の人はグムナチョクと呼んでいた。

昼前ごろにゴダタベラに到着。ここは土地が開けていて日当たりもよく、正面に山も見える気持ちのいいところだ。ここで昼食休憩をとる。

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大変気持ちのよい場所である。

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洗濯のまねごとをしていた子供。ごしごしやって、干さずにそのまま行ってしまった(笑)

ゴダペダラからしばらくは登りも緩やかになり、猿がエサを探すのが見られたり、幸せなトレッキングが続く。

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V字谷からフィヨルドっぽいU字谷になり、展望が開ける。

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お猿。

しかし、登りが緩やかなのもつかの間、Thangsap(3141m)という村の手前の直登が異常に厳しく、道つけた奴はどんな馬鹿だ!と呪いながら歩く。

この辺りから疲労が強く、記憶と写真が少ないのだが、軍のチェックポストがあったり、釣り橋が2つ(一つは迂回した)あったりして、ようやくランタン村が見えてからも随分距離があり、明日の行程は短いから手前で泊まってもいいかな、などと思ったりして、ぐったりしてきた頃、17時過ぎに何とか予定通りランタン村に到着した。ほとんど到着と同時に暗くなった。この日も8時間行動だったが、昨日に比べて高度が高いので疲労感は比較にならない。

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つり橋を渡るT氏

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ランタン村が見えるのだが遠い。

夜は強い風が吹いて外にでると骨まで凍みるような寒さだったが、毛布も出してもらったのでちゃんと眠れた。ただし、疲れすぎて翌日が心配である。

後で思ったのだが、日程に余裕があればこの二日目は二日に分けて歩いて、途中のゴダタベラで一泊するのがよいだろう。3000mを超えるとしんどさが俄然違ってくるので、特にポーターを雇わず自分で荷物を担ぐなら、体力温存して翌日に備えるとよい。

以下、二日目の行程
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201012ランタン その6(12/28)

3日目。

朝食はいつも目の前で作ってくれるチベタンブレッドだ。ジャムやハチミツをたっぷりつけてカロリーを補給する。ナイフが切れなくて食べづらいので、後半はパンケーキにしていたけれども。

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生地を伸ばすところからである。

外に出るとランタン2峰(6581m)が朝焼けに映えて美しい。

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このランタン2峰は位置的になかなか見えないのだ。

ランタンから今日の目的地であるキャンジンゴンパまでは500mあげるぐらいなので、標高が高くなっているとはいえ、気が楽である。ここまでくるとチベット文化色も強くなり、あちこちにマニ車やマニ塚が築かれている。いちいち時計回りにコルラする。

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随分横着な水力マニ車。一部凍結中。

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ちょっと休憩中。

キャンジンゴンパへは、景色を楽しみながらゆるゆる登って、4時間半ぐらいで到着した。

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キャンジンゴンパ。正面の雪山はガンチェンポ(6388m)。形のよい独立峰でどこからでも目につく。

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昼飯休憩。みんなのんびりタイム。

標高3850mのキャンジンゴンパは、目の前にランタンの山々や氷河が聳える素晴らしいロケーションの村である。この標高からさらに富士山一個分近い高さで山が立ち上がっているのだから、見上げていると首が痛くなるほどだ。宿で昼飯休憩してから散歩に出かけた。白人のグループやAさんはキャンジンリという4600mのピークに登りに行ったようだ。僕らは今日は休養日にして、明日登る計画である。

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ガンチェンポのアップ。

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ランタンと氷河のパノラマ。山座同定はあんまり自信がない。

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雪煙を上げるランタンリルン(7246m)。

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キムシュン(6781m)のアップ。こんなところにも登る人がいるんだろうな。 

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ランタン方向を振り返って。砂埃がすごい。

夜は高山病で頭痛が出たので、ロキソニンを飲んだ。キャンジンリから戻ってきた白人グループとAさんがぐったり疲弊しているのを見て、昨日体力的にぎりぎりだったこともあり、明日登って大丈夫だろうかと不安と焦燥感に襲われた。もう氷河も見られて満足したので、明朝よっぽど調子がよくなければ、これで下ってしまおうと思って眠りについた。

キャンジンゴンパは、ランタンのように風の通り道にもなっていないので、あまり冷え込まなかったように思う。

以下、三日目の行程。
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201012ランタン その7(12/29)

4日目。

さて、朝起きるとすこぶる調子がよい。キャンジンリ(4600m)の手前に4300mぐらいの小ピークがあるので、そこまで登って、今日はランタンまで降りてしまうことにした。Aさんも昨日ガイドと一緒にキャンジンリには行ったが、手前の小ピークには行ってないので一緒に行くというので心強い。Aさんのガイドは今日は休日である。

特に問題なくタルチョーはためく4300mの小ピークまで登って、写真撮ったり、カロリーメイト食べたりして、ゆっくり楽しんで、4時間ぐらいでキャンジンゴンパまでまた降りてきた。

この日は写真だけでお送りします。

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キャンジンゴンパからごりごり登る。Aさん

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ランタンリルンとAさんとT氏

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ちょっとした休憩も幸せのひととき

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この日は若干雲がでた。

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ヒゲ面で猫背の自分。ダメだな。。。

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鳥が上昇気流を捕らえて昇っていく。ヒマラヤを越えるのだろうか。

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リルン氷河。モレーン(堆積土)に比べて氷河はずいぶん後退している。温暖化のせいだろうか。

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小ピーク!

小ピークから、もうちょっとだけ中国国境側に近づいて降りることにした。

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さあ、登るぞ、といった雰囲気ですが降りるところです。

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今回の最高到達地点は4338mでした。

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左奥の白い山ヤンサテンジ(6575m)の向こうは中国である。

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ヤンサテンジのアップ。一つ前の写真だとなんとなくいけちゃいそうに見えるが実はこんな。

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スケール感がおかしくなる写真1

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スケール感がおかしくなる写真2

キャンジンリまでいけなかったのはちょっと惜しかったが、非常に楽しい一日だった。

キャンジンリからランタンまで、また写真撮りながらゆっくり歩いて3時間で到着。昨日までは雲ひとつなかったのだが、降りる途中、きれいな雲やら、不思議な色の雲やらがあらわれた。この二日後のトレッキング最終日に雨が降ったのだが、キャンジンゴンパの辺りは50cmぐらい雪が積もったそうだ。天気が崩れる前兆だったのかもしれない。

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きれいな雲。左の砂山はツェルゴリ(4984m)。ここまで登るトレッカーもいる。

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不思議な色の雲1

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不思議な色の雲2

ランタンでは、またおとといと同じPeace Full Guest Houseに投宿。早い時間についたので、バケツにお湯を入れてもらって久しぶりに頭を洗ってさっぱりした。宿泊者は僕ら二人だけだったので、リビングで家族と一緒にネパールのドラマをVCDでみた。言葉は分らないが何となくストーリーは理解できた。妙な効果音が印象的であった。

ここはよい宿でした。

本日の行程
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201012ランタン その8(12/30)

5日目。

ランタンからラマホテルに降りるだけである。川に沿って下るだけなので、早い。9時に出発し、2時間でゴダタベラ、14時にはラマホテルに到着。

最初、Remcheまで行ってしまおうかと思ったが、宿の選択肢が少なく設備的にどうかと思ったので、ラマホテルにした。

宿は、今度は一番下に位置するFriendly Guest Houseにした。

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宿。

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行きにいたにゃんこ先生がまた出迎えてくれた。

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洗濯したり。

暇だったので、またお湯をもらって体を洗ってしまった。夕方にはAさんが降りてきて同じ宿に投宿。

201012ランタン その9(12/31)

6日目。最終日である。

ラマホテルからシャブルベシに下るだけである。

9時半ごろ出発し、またBambooで早めの昼食をとる。

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バンブーの子供

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egg noodle soupのeggが予想外。火が通ってるので安心だけども。

Domenでお茶を飲んだりしながら、15時にはシャブルベシに到着した。今度は、ブッダゲストハウスに泊まることにした。入ってみると、昨日と違って鉄筋コンクリートのしっかりしたつくりでびっくりする。翌日のカトマンズ行きのバスも問題なく予約できた。

昼間から雲が多かったが、夕方に激しい雨が降った。降られる前に到着できたのは僥倖であった。

夜はちょっと豪華にいろいろ頼んだが、なんだか揚げ物ばかりになってしまった。

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手前から、モモ、スプリングロール、フライドマカロニ。 雨のせいか停電したのでローソクのあかりである。

また明日は10時間近くバスに乗ると思うとうんざりだが、歩いて帰る訳にはいかない。

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