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201607飯豊山

2016年の夏は、飯豊山を縦走してきました。
海の日の連休の天気が悪そうだったので、翌週夏休みをとって、みっちり4泊。
参考:飯豊朝日連峰の登山者情報

写真

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右下から。

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40km以上歩いた。

■7/18(1日目)
新幹線、磐越西線と乗り継いで、山都駅から飯豊山アクセスバスにのって川入までいく。このバスは夏季の週末だけの運行で、認知度がいまいちのようだ。この日も自分しか乗っていない。
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山都駅

川入から御沢野営場まで小一時間あるいて、テントを張る。車は泊まっているがテントはやはり自分だけ。車中泊ピストンが多いのかな。炊事場の水が未検査と書いてあったり、福島は何かと大変なのかもしれないが、バスの周知にしても検査にしても、しっかりしてほしい。
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10分ぐらい流してから使え、と書いてあった。

川のせせらぎに足を浸したり、買ってきた夕食の駅弁を食べたり、焚き火をしたり、満月をみたり。20時就寝するがさすがに寝付かれない。

■7/19(2日目)
日の出(4時半)に起きて行動開始しようと思っていたのに、寝坊して目が覚めたのはなんと6時半すぎ。あわててラーメン食べて、730出発。
いきなり急登がきついが、まだ涼しいので寝坊の罪悪感をばねに頑張る。本当はもっと涼しいはずなんだけど。だいたい30分ごとに平らな休憩場があって助かるが、標識が悉く熊?にかじられてて怖い。
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笹平。かじられてる。。。

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水場。冷たい。

横峰小屋跡あたりから傾斜がゆるやかになり、水場をすぎ、地蔵山ルートと合流したあたりから岩稜になる。トンボがたくさん飛んでいる。岩稜(剣が峰)を超えると三国小屋である。

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剣が峰、振り返り。

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三国小屋。見晴らしは良いが、水場が遠い。

三国小屋からは、稜線が見えてうれしい。三国小屋の人によると、トンボがアブを食べてくれるので、日中はアブが少ないとのこと。弥平四郎登山口から登ってくる人も多く、ここで合流した。
アップダウンを繰り返し、雪渓がみえるようになって、しばらくすると切合小屋に到着。1330。6時間でついた。テン場には最終的に3張り。水場の水も豊富である。

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テン場は広々。

■7/20(3日目)
今日こそ4時半起床。6時出発。御秘所の岩稜(たいしたこと無い)をこえて、8時ごろ本山小屋到着。この辺からなだらかな稜線歩きでテンションがあがる。天気も良い。

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いい天気。

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イワカガミ

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御秘所。短い。

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飯豊本山神社の鳥居と雲海。

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本山神社をすぎると、飯豊山頂への緩やかなアプローチ。

飯豊山頂から御西にかけては、草月平というお花畑になっている。雪渓を望んでニッコウキスゲが咲き誇っている。ほかにもイイデリンドウやその他名前の分からない高山植物がたくさんである。御西小屋には10時ごろ到着。飯豊から御西の間が一番良かったが、多くの人は百名山の飯豊山で折り返して帰ってしまうようだ。もったいない。

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イイデリンドウ

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飯豊山頂

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飯豊山頂から御西方面。テンションが上がります。

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ニッコウキスゲの群落と雪渓

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御西小屋

今日は先の小屋までいってしまうか考えたが、ロケーションがよいので、今日はここに投宿。
ザックをおいてアタックザックで大日岳に向かう。途中、管理人が草払いをしているのに会う。ご苦労さまである。小国山岳会の人で管理を委託されているそうだ。

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ハクサンフウロとクルマユリ

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ヒメサユリは終わり気味。

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大日岳は雲の中。

大日岳には11時到着。昨日、ずっと雲に覆われているのがみえたように、やはりガスの中で展望が無い。1時間、12時まで粘ってみるが変わらないので、御西小屋に戻る。うだうだして、御西岳の三角点をさがしたり、雪渓に水を汲みに行ったり。

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御西小屋の水場。雪渓の下で冷たい!

この日は最終的にソロ5人が泊まった。下からここまできた人も2人いてすごい。日没や月の出、夜景(福島側と新潟側が見える!)をみんなでながめたり。

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夕日。晴れてると、日本海に沈むのが見られるらしい。

そうこうしていると、管理人に救助要請が入ったらしく、トランシーバーで話しながら出て行った。飯豊山頂から違う方向に降りてしまって、電話で助けを求めてきたらしい。その夜は見つけられず戻ってきたが、翌朝出掛けに、本山小屋に自力で戻ったと言うことをきいた。
■7/21(4日目)
4時半起床。朝焼けがきれい。
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御西小屋前から。
この日は、門内小屋に泊まるか、勢いでそのまま下山してしまおうかと考えていたが、同宿の人が、えぶりさし岳で下から上がってくる友人と合流してクルマで奥胎内に降りるので、よかったら送っていくよ、といってくれたので、ほいほいご一緒させてもらうことにした。
若干こわい雪渓が残っていたり、烏帽子岳の登り返しがきつかったり、梅花皮小屋の水場を間違えて下ってしまったりしたが、全体的に天気もよく、暑すぎず、花も豊富なよい山歩きだった。

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天狗の池付近から烏帽子岳方面。

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下の方の雪渓も崩れている。今年は雪が少なかったので雪渓が消えるのが早いとのこと。

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池塘なんかも。

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ここはちょっと怖かったが、数日後滑落があったらしい。

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登山道はこんな状態。雪渓の消え具合によってトレースがあちこちにできてしまうが、迷ったら上側を歩くようにすれば大丈夫。(とのこと)

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鞍部に梅花皮小屋(かいらぎ)。ここの水場も旨い。正面は北股岳。

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北股岳ピーク

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ついつい写真を撮ってしまうので、なかなか進まない。車で送ってくれた人。

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頼母木山頂から、頼母木小屋(たもぎこや)

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またお花畑

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大石山。ここからあと2時間かー。と思った。

大石山を越えて、最後にえぶりさし岳に向かう途中で件の友人にばったり出くわし、待ち合わせがえぶりさし岳ではなく、頼母木小屋だったことが判明した。なんと。出会えたから笑い話だが、2時間ぐらい多めに歩いて、頼母木小屋に戻る。ここは湧き水が豊富でいい場所だった。ここからえぶりさし岳を見るとはるかかなたである。

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頼母木小屋に戻って。

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頼母木小屋から。ぽつっとえぶりさし小屋が見える。遠いよ。

■7/22(5日目)
6時出発。昨日到達した大石岳までは同じ道で、左に折れて足の松尾根を下る。ここはすごく急な下りで、若干怖いところもあった。ただし時間的には短くて、9時半には下山。登山口あたりの森はみごと。

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頼母木小屋の水場。夏は湧き水を引いている。

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下り。すごい急。ちょっと怖いところもあり。
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最後の森はきれい。

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下山しました!

いいところに乗合タクシーが来たので、乗せてもらって奥胎内から車で温泉、新潟駅まで送ってもらった。ありがとうございます。

そこから新幹線で東京に帰るのが早いのだが、仙台に行くことにしていたので、高速バスでまた福島まわりで仙台に夜到着。
標高は2000mそこそこだが、雪渓も高山植物も多く、アルプス並みに歩きがいのある飯豊山だった。思いがけず、送ってもらえたので端まで縦走できたのでいうことなしである。

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