カテゴリー

201304笠取山・飛竜山

201304笠取山・飛竜山に行った

しばらく山歩きをさぼっていたので、この連休の前半は、西沢渓谷近くの林道から笠取山に入り、飛竜山を越えて、三条の湯におりてくるという簡単な縦走をしてきた。山梨、埼玉、東京の県境を歩くような感じである。

カメラのレンズは、コシナーのNOKTON 58mmF1.4が届いたばかりで嬉しかったので、広角使いたかったが、あえてこれを持って行った。

写真。


より大きな地図で 201304 笠取山・飛竜山 を表示 赤:1日目、青:2日目、緑:3日目

--
初日の4/27(土)は、塩山を0905に出る西沢渓谷行きのバスに乗った。連休初日で大勢列を作っていたが、2台のバスが出て全員座ることができた。

1時間弱で終点からいくつか前の目的の停留所に到着した。新地平という。2台の満員バスから降りたのは5組ぐらいだ。ほとんどの人はそのまま西沢渓谷まで乗って、甲武信ヶ岳に登るようである。

10時半頃にバス停を出発。ここから今日の目的地の笠取小屋近くまで亀山林業の林道がついていて、3時間ぐらいで到着できる。車なしだと一番早いアプローチだと思う。

_dsc4860
林道入り口

林道は終始沢に沿った緩やかな登りで、天気がよかったので非常に気持ちがよい。林道をつめていくとだんだん道幅が狭くなり、気がつくといつの間にか林道から登山道に変わっている。何度か渡渉があり傾斜も急になり、山歩きらしくなってきたと思う間もなく雁峠に到着である。

_dsc4888
沢沿いで気持ちよい。

_dsc4908
雁峠

雁峠は開けていて、笠取山や雁坂峠方面のジグザク道などが良く見える。ここで少しのんびりして、笠取小屋には14時頃到着した。

_dsc4910
雁坂峠方面。この先ずっといくと甲武信ヶ岳。

笠取小屋のテン場は広々しているが、到着時には既に20張ぐらい張られていて、半分方、埋まっているようにみえた。この後にも団体含めて続々到着するらしく、おじさんが一生懸命仕切っていた。最終的には40張ぐらいになっていたと思う。ここは水場もトイレもきれいだし、見晴らしも良くてよいところだった。

_dsc4913
笠取小屋

一休みしてから、分水嶺(多摩川と富士川と荒川の分水嶺がある)を経由して水干(多摩川の最初の一滴)と笠取山山頂を回ってきた。
山頂からは富士山が良く見えた。ちょうど160km走るレースをやっている時分で、あの辺を走ってるんだなーと思った。鹿が何匹もびょんびょん跳ねてるのに出くわしたり、熊棚と思しきものがあったり、動物もたくさんいるようだ。

_dsc4924
分水嶺の説明。

_dsc4925
分水嶺。

_dsc4929
熊棚!

_dsc4933
多摩川のはじまるところ

_dsc4973
今回唯一のピーク。

_dsc4995
笠取山山頂を振り返って。絵に描いたような直登。

_dsc4977
笠取山から分水嶺方面

_dsc5015
テン場。きれいに整備されている。

夜はよく晴れて、よく冷えた。テントの中も氷点下になっていたようだ。

--
二日目、4/28(日)の行程は長い。笠取小屋を6時半に出発。稜線は通らず、ひたすら平らな巻き道を歩く。

Map3
最後のくだりのキツイこと。

昨日に引き続きよく晴れていて、気温も暑くもなく寒くもなくちょうど良い。さくさく歩いていくと、山の神土の手前の砂防ダムの橋からは富士山に加えて北アルプスも良く見えた。将監峠には9時半到着。ほぼコースタイムである。

_dsc5026
上の方は植物はまだ早いので、コケぐらいしか撮るものがない。

_dsc5038
明け方はまだ凍る。

_dsc5049
富士山はずっとよく見えた

_dsc5051_2
北アルプスも見えるとは思わなかった

小休止して、飛竜山方面に向かうと、途中鹿の死体が落ちてたりして若干怖い。昨日より出会う人も少なくなった。
飛竜山の手前の登りがきつく、だらだら登ると12時半に禿岩に到着。富士山は歩きながらずっと見えているのだが、ここからは富士山を正面に270度くらいの景色が見渡せて気持ちがよい。お茶を沸かして昨日は温存しておいたパンで昼食。

_dsc5072_2
禿岩から。富士山ばっかりですが。広角じゃないからわからないけど本当はこの両サイドの展望あり。

飛竜山の山頂への分岐のある飛竜権現の前を過ぎて(飛竜山山頂には行かず)、ここからはもう下るだけである。が、ここまでよりここからが厳しかった。
目的地の三条の湯と雲取山方面の分岐のある北天のタルについたのが13時半ぐらいで、そこからコースタイム一時間半ぐらいで降りられるはずが、傾斜が急で足を滑らせるとやばそうなところも何箇所かあり、二時間ぐらいかかってしまった。両親指が痛い。僕が持ってる地図と道が変わっており、崩落か何かでつけ変わったのかもしれない。

_dsc5075
若干残雪あり。滑りたくないところ。

_dsc5077
やっと三条の湯が見えてきた。

三条の湯で受付を済ませて、テントを張った。テン場は宿から少し降りた沢沿いである。水場はテン場の近くに引かれているが、トイレは宿の方まで上がらないといけない。ここで特筆すべきは300円で温泉に入れることである。沸かし湯なのに熱すぎてなかなか入れなかったが、ぬるっとした温泉らしいよい湯である。さっぱりして就寝。夜は雲が出たからか、標高を下げたからか、おそらく両方だろうが、昨日より寒くなかった。

--
4/29(月)最終日。林道を歩いて帰るだけであるが、朝、沸騰したてのラーメンを靴下の上から足にこ溢してやけどした。大きな水泡ができて帰ってからもしばらく難儀した。

のんびり7時頃出発し、広葉樹の若葉のきれいな後山林道を3時間ほどかけて、お祭のバス停に到着した。

_dsc5118
この辺まで降りてくると、コケ以外にも撮るものがある。

_dsc5125
さわやか。

_dsc5133
後山林道途中のゲート。

_dsc5136
「お祭」バス停

1時間ほどバスを待っていたら、臨時バスが早めにやってきた。鴨沢からは雲取山帰りの人がたくさん乗ってきて超満員である。奥多摩から電車でつつがなく帰宅。

下りで親指を痛めたぐらいで、帰ってから体調も良くて非常によかった。