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200807仙丈・甲斐駒

200807仙丈・甲斐駒 その1

7/19-21の連休で、南アルプスの仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳に登ってきた。写真はこちらを見てください。仙丈ケ岳が3033m、甲斐駒ケ岳が2967mと結構な高度だが、甲府からバスで2000mぐらいのところまで行けてしまうので、思いのほか敷居は低い。

仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳の軌跡はこちら。

Dsc_0003_2 初日はキャンプ場のある北沢峠にたどり着くだけなので、キャンプ気分だ。甲府駅でバスを待つ間に、4個700円のモモを買ってみたりした。果物は美味しいけど重いから探検には普段もっていけないのだ。

甲府からは、12時発の広河原行きの快速バスに乗るのだが、三連休だけあって人がすごい。バス2台出たのにも関わらず、座れない人も出ていた。ちなみに広河原まで2時間である。広河原での乗り換えもこの有様。広河原->北沢峠はマイカー規制をしており、バスでしか行けないのだが、こちらは何台もミニバスが出て全員座れたようだ。

Dsc_0017 北沢峠では、駒仙小屋というところにテントを張って2泊する。二日目に仙丈ケ岳に、三日目に甲斐駒ケ岳に登って、帰京する予定である。駒仙小屋のテン場もカラフルなテントでいっぱいで、我々の小さなテントですら、張る場所を探すのに一苦労だった。何でもクマが出るということで、あまり端の方に離れて張るなとか書いてあるし。。テン場は、きれいなトイレや旨い水場、ビールの自販機まであって、快適だった。ビールはちょっと売れすぎなぐらい出ているようだった。

Dsc_0012 初日は、キャベツと豚肉(の代わりのベーコン)の麻婆炒め的なものを作って食べたり、モモを食べたり、キャンプめいたことをして、翌日に備えて早く寝た。2000m超えているので、ちょっと高山病の症状がでて風邪っぽい感じだ。

200807仙丈・甲斐駒 その2

2日目は仙丈ケ岳に登る。

朝3時に起床。準備して4時出発。暑くなると辛いので、涼しい早朝に稼いでしまおうという計画だ。朝早いのにも関わらず、あちこちのテントでも仕度をする音がごそごそしている。

駒仙小屋を出て、スーパー林道を渡ると途端に急な登りになる。ヘッデン行動なのでよく見えないのが幸いだが、多分見えたらゲンナリするぐらいの登りと思われる。

しばらく登ると二合目で北沢峠側からの道と合流するはずだが、暗いので気がつかないうちに三合目辺りで日が昇ってきて、辺りが真っ赤になった。5時になるちょっと前ぐらいだ。

そこから程なく五合目である大滝ノ頭に到着。さらに急坂を登ると、森林限界を抜けて突如視界が開けた。北側から風も吹き抜けるようになって気分が良い。

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南側には北岳とその向うには富士山も頭を出してきた。ごりごり登って、6時に小仙丈ケ岳に到着。

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小仙丈ケ岳からは、仙丈ケ岳方面のカールがよく見える。よく仙丈のカールがどうの、というのを耳にしていたが、やっと意味が分った。言うだけのことはあります。カールというのは、昔氷河が削りとった後のことだそうだ。

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小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳までは、登りらしい登りもない稜線歩きの幸せゾーンである。

左手は仙丈のカールに北岳、富士山、背後は甲斐駒、右手は薮沢ルートで雪渓が見えている。足元には、あまり多くはないが高山植物が咲いている。

写真を撮りまくってはしゃぎながら1時間後の7時に仙丈ケ岳に到着した。

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残念ながら仙丈のピークでは雲が出てきて景色は楽しめなかったので、すぐ直下の仙丈小屋まで下って、行動食の休憩をとる。帰りは、薮沢ルートが残雪のため通行不能とのことだったので、馬の背ヒュッテ経由で大滝ノ頭の五合目に向かうことにする。

馬の背ヒュッテぐらいまで下りてくると、日も上がっていることもあってかなり蒸し暑い。振り返ると山頂付近が晴れていて、ちょっと悔しい。しばらく歩くとまた雲に隠れたが。

このルート沿いには雪渓が残っていて、噴出してくる冷気がとても気持ちが良い。薮沢小屋の手前に大きな雪渓があり、団体客がわたるのを待っている間に冷気を楽しんだ。

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薮沢小屋のすぐ後には水場があったり、いろいろ盛りだくさんだ。殆ど高低さがないまま、大滝ノ頭に到着し、北沢峠には11時頃に下山した。

仙丈ケ岳は、きついところがあまりないうえにカールや雪渓など見所が盛りだくさんで楽しい。登りやすいからか、団体客も多いような気がしたが、出発が早かったので帰りにちょっとぶつかるぐらいで済んだ。甲斐駒に比べて雲がかかりやすいようだが、こちらも幸い、ピーク以外はよく晴れていて良かった。

下山後は午後丸々残っているので、沢で水浴びをしたり、ももを食べたり、ビールを飲んだりして過ごす。昼寝したらやっぱりちょっと頭痛がしたが、夜寝たら直った。明日は甲斐駒だ。

200807仙丈・甲斐駒 その3

3日目は甲斐駒。

前日と同じく、3時起床、4時出発。7時頃寝たので、全然眠くない。また、アミノバイタルが効いたのか、エアサロンパスが効いたのか、筋肉痛もほとんどなく快調だ。

暗い中、沢沿いを仙水小屋へ向かう。ちょっとクマが怖い。

仙水小屋の水場で小休止し、さらに仙水峠へ歩く。昨日と違って、足元が岩ごろごろ地帯で歩きづらいが、歩いてるうちに集中力が上がってくる。そうこうしているうちに日が登り、仙水峠に到着。5時前ぐらいだ。

日の出は過ぎてしまったが、仙水峠からは、摩利支天、地蔵岳のオベリスクが見えてすばらしい。

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仙水峠から駒津峰までは、樹林帯の中の激しい登りとなる。足ふらふらになりつつも、振り返ると地蔵岳のオベリスクや北岳(この二つだけ山座同定できる(笑))が見えて、気分が良い。

駒津峰には6時過ぎに到着。甲斐駒から、地蔵、北岳方面、昨日の仙丈ケ岳、遠くは木曽の日本アルプス、北アルプスまで丸見えである。ここから甲斐駒までまた登りになるので、しばらく休憩する。

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ここから甲斐駒山頂までは一時間ぐらいらしいので、気合を入れる。甲斐駒は仙丈ケ岳と違って岩場を登ることになる。その前に、小アブみたいなのがたくさん飛んでいるので、虫除けをしっかり塗る。ディートだ。

駒津峰を出ると、大きな岩があって、ちょっとした手を使う上り下りがある。仙丈ケ岳は高齢者のツアーが来ていたが、甲斐駒は比較的若い人が多いようにも感じるが、難易度も多少上がっているからだろう。

手前の岩を越えると、山頂への直登ルートと、巻き道とに分かれるが、迷わず巻く。

地図を見ると、摩利支天への分岐が山頂付近になっているが、実態は随分手前になっていて、摩利支天に行くのは面倒な感じだ。足元に若干おぼつかなさを感じながら登っていくと雲海の上にでる。八ヶ岳らしい山塊が頭を出している。8時前に山頂に到着。

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山頂では、雷鳥の親子が居た。ひよこがかわいい。写真撮影会になっていた(笑)。

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また駒津峰まで戻り、そこからは北沢峠に真っすぐ降りる双児山ルートを取った。樹林帯を黙々と下るだけで、特に言うことなし。11時頃に到着した。

休憩して、テントをたたんで、沢で沐浴して、12時50分のバスで北沢峠を出発し、広河原へ帰る。広河原から甲府へのバスはなんと7台も出た。おかげで全員座れて楽ちんだった。

甲府では、ほうとうと赤ワインビーフなるものでビールを飲んでから、特急が満席だったので快速のグリーン車で帰る。こっちの方が安くていいかもしれない。

仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳という対照的な山が隣接していて、一回で両方登れてしまうのが大変よろしい。北沢峠も行ってキャンプするだけでもいいところだと思う。今回は天気にも恵まれて、体調も快調だったので、とても楽しかった。